>【クラフト】猟師の革屋 とこはむ
リニアモーターカーの駅の建設などで知られる一方で、山間部では 野生動物による畑の被害が深刻な相模原市緑区。この地に来てから 農業を始め、獣害対策で猟銃を構えることになりました。自らが奪 う命だからこそ、目の裏側が熱くなり、心は裂けそうになる中、 「動物の命を余すことなく活用しよう」と革小物を作る革職人へ。 使う度に動物を思い、相模原の大自然を想像してもらえたら嬉しい です。
竹内 陶子さん
猟師の革屋 とこはむ
名古屋市出身。18歳で単身ニュージーランドへ渡り、ファームステイ先で銃の扱い方を教わる。「だれかの命と引き換えにだれかが生きること」を痛感。世界約75カ国を旅して、皮革産業が盛んなメキシコで革小物作りに出会い、2017年 東京・浅草の製靴学校へ。その後、相模原市で革製品の工房をスタート。2児の母でありながら狩猟免許を持ち、相模原の山間部で獣害対策の現場に立つ。革工房のワークショップなどを通して、人と野生動物の関わり方について伝える活動に奔走中。
山から動物たちが食べ物を探しに降りて来て畑を荒らしてしまうので、畑を守るためにくくり罠を仕掛けます。動物を無闇に苦しませないよう、毎日の見回りは必須です。罠に掛ると、なるべく早く楽にさせてあげよう、なるべく苦しませないように…
銃を手に限界まで近づき、眉間や首を狙って一発で仕留めます。
その後血抜きをし解体しますが、特に「撃つ瞬間」と「ナイフを入れる瞬間」は意識が張り詰め、生と死を思い感じます。
このような、リアルな猟の現場のお話から入るのが特徴の、とこはむのワークショップ。
日常生活では聞けない話と、小さなお子様から大人までみなさん真剣に耳を傾けてくださいます。
解体する時はいつも [この動物の命を無駄に出来ない、頭からつま先まで全部、余すところなく活用しよう] と誓います。
剥ぎ取った皮は塩漬けにし、なめし業者に加工してもらうことで、工芸に使える革になります。
その革から出来上がったのが鹿革ハンドメイド首輪です。鹿の皮革には牛や豚の市販の革製品にはない傷がありますが、それは鹿が野生で生きた証です。
使うことで動物の命と向き合い、自然を感じてもらえたら製作者として、こんなに嬉しいことはありません。
その他、ジビエ肉を使ったキッチンカーも展開中。都心からほど近い大自然に是非足をお運び下さい♪
「愛犬が毎日使う首輪だからこそ、こだわったものを使いたい」
革小物作家が自らの愛犬のために開発した優しい首輪です。
お散歩が楽しくなるポップなカラーバリエーション!
見た目だけでなく、耐久性も追求したこだわりの犬用首輪です。
ありそうでなかったオシャレ首輪!鹿革は柔らかくて伸びが良いので、使い込まなくても新品から優しい肌ざわり♪
内側は牛のヌメ革を使用。本革なので使い込むほど馴染みます。見た目だけなく耐久性にもこだわり!
好きな色で愛犬と毎日を楽しく過ごしたい!気分も上がる鮮やかな発色で、4色をご用意。